千葉市稲毛区にある女性専用・超少人数制ヨガスタジオ
HANON -波音-ヨガスタジオ
主宰 ヨガインストラクター
矢嶌純子です。
相変わらずの、ヨガ関連勉強好きです。
台風が来ようが、
猛暑であろうが、
大きな問題ではありませんっ!!
「学ぶ」ことほど
贅沢で、
楽しくて、
今後の人生を揺さぶるようなチャンスさえ訪れる、
没頭できるひとときは無いから。
それほど、
「学び」とは、
何事にも代えがたい大切な時間です。
今回は…
「インド声楽」初体験レポ。
耳慣れない言葉ですよね!
わたしもワクワクだー!!!
インド声楽の
ソルフェージュ
わたしたちになじみの深い
「ドレミファソラシド」
これは、西洋音階です。
わたしはドイツ語読みで習いました。
インドには(今回は北インドカヤールですが)
独特の音階が存在していました。
明るく朗らかな印象でした。
実は、日本にも様々な音階が地方や文化で存在しているのですよ!
5音音階(5つの音で成り立つソルフェジオ)
はとても有名です。
今回のインド声楽の音階は、
とても複雑で
Ragaとよばれる節では
西洋音階に無い、更に細かい音が存在していました。
音も独特ですが
発声と発音も、独特で、
ドイツ語を勉強されたことのあるひとならばumlaut、
フランス語ならリエゾンでしょうか、
そういった、
日本の50音にない発音や、前後関係に左右される発音もあり、
これは先生の発声通りに再現することは
非常に難しいです。
また、演歌や民謡で「は~あ~ぁぁぁ、あ~ぁぁぁぁぁ」みたいな…
もうちょっと控えめなんだけれども、
味わい深い「こぶし」があり、
それがなんとも異国情緒を醸し出し、
独特の時間の流れを表現するのです。
「気合の抜けたコケコッコー」とか、
なんと言えば伝わるのか難しいんですが。(笑)
マンツーマン
師匠の音を耳で聴き再現
今回のインド声楽のレッスンは
わたしが敬愛してやまない
松本由美子先生が通うレッスンを
傍らで見学させていただくという、
なんとも贅沢なチャンスに恵まれました。
「純子さん、ぜひ行きましょー」と、
いつも通りの朗らかさで、
わたしをインド声楽の世界へも連れ出してしまう
由美子先生の魅力も、これまた、すごいです!
レッスンは、挨拶の時間さえ「もったいない」くらい、
突然、ソルフェージュを発声するところから始まりました。
タブラマシーンと呼ばれる機械から
西洋の音階に例えるならば「ド」「ソ」が
不連続に再生される中、
様々な節を唄っていきます。
見慣れた西洋音楽の譜面も無く、
とにかく先生の発声をシャドーイングしていく方法で習得していくのです。
ものすごい集中していましたよ、わたしも。
それでも、
これまでに自分の中で存在していない
音階と発音を覚えることは
本当に難しい。(自分なりにメモしましたが)
それを再現するとなったら、
更に難しい。
特に、あの、独特の「揺らぎ」ともいえる「こぶし」の
心地よさを再現するとなったら、
どんだけ練習が必要なんだろうかと
途方に暮れるような難しさだと感じました。
あの「揺らぎ」が、本当に素敵。
あんまり頑張って唄う感じじゃないんです。
むしろ、すごくリラックスしている状態で
微妙な加減を再現することを要求されます。
いわゆる「歌い上げる」んじゃないんですね。
見えない「音」を文章でお伝えすることは
本当に難しいです…
また、今回は「見学」なので、とても学びきれません!
あくまでわたしが体感したことを
紹介させていただいています。
インド声楽初体験リポート、
次回は「インド声楽から感じた風景」を
紹介します。
お楽しみに!
Kul
Bhushan
Bhargava
インド、ヒマーチャル州生まれ。
幼少より、宮廷音楽家で大学教授であった父、ジャガンナート・バールガヴァより タブラーと声楽の手ほどきを受ける。
少年時代より、タブラを故マンシャー・カーン氏に師事。パンジャーブ州ジャランダー ルの音楽祭ではタブラ・ソロで金賞を受賞。
その後デリーに移り、匠故プレーム・ヴァッラブ氏にタブラを10年間師事。
その間、名門ガンダルヴァ音楽院にてタブラの講師を務めつつ、オール・インディア・ラジオの専属タブラ奏者として活動。
その後、活躍の場は世界に及び、著名な奏者の海外公演にも数多く参加。
タブラによるパフォーマンスのみならず、レクチャーやデモンストレーション、ワークショップなどの活動も行う。
現在、神戸市に在住。タブラの他に、インドの伝統的な声楽のレッスンも行っている。
☆インド声楽を教えてくれたブーシャン先生のサイトはこちら☆
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shanti